• 事例No.129
  • 金融業界を得意とする、Sier様
  • Cisco、Juniper等のNW機器、NEC等サーバー機器、サーバーラック
  • 合計約120台

■お客様のニーズと課題

まずは、第三者保守導入のご依頼を受けていましたが、その部署からデータセンターを管理している部署をご紹介いただきました。
そちらの部署では、サービスが終了したIT機器を一斉撤去を検討されていました。
課題としては、データセンターとの契約で期限までに撤去しなければならいとのことでした。

■データライブの対応

(1)実質1ヶ月で機器の完全撤去が必須事項
→ご相談をいただいた後、速やかに現地調査を実施し現状把握。期間内での完全撤去スケジュールを提示しました。
※不足の事態も考慮し、作業を複数日に分割し確実に作業遂行できるように計画

(2)コンプライアンスを強く意識した撤去作業が必須事項
→これまでシステム停止後の機器は廃棄(破壊)しているとのことで、「買取」のプロセスに不安をお持ちでした。
弊社としましては、これまでの買取実績、およびその実績における情報漏洩事故は「0件」であることを提示しました。
また、会社として「古物商免許」「ISO27001」の許認可を受け取り組んでいることを提示しました。

(3)特に気にされていたデータ消去方法・取り扱い
弊社としても撤去・買取サービスにおけるデータの取り扱いは、最も重要なプロセスと考えております。
お客様の従来の撤去作業で行うHDD内のデータ消去は「物理破壊」を前提としていまして、それ以外の方法となると、セキュリティ確保の観点から不安であると同時に、社内手続きにおいても納得のいく説明ができかねる、という認識があったようです。

弊社としましては「ソフトウェアを利用した消去」を推奨していまして今回もご提案しました。
これまでお客様で実施されてきた「物理破壊」と「ソフトウェアを利用した消去」双方のメリット・デメリットを丁寧に示し、物理破壊でもリスクがあることもご理解いただきました。
そして「ソフトウェアを利用した消去」に関する市場の評価や信頼性を示す資料や、データ消去で使用するソフトウェアの実績などを交えてご理解いただきました。
また、データ消去する際に弊社がデータを見ることがあるのか?履歴などは残るか?といったことも気にされていましたので、弊社施設(東京テクノセンター)にて実際に作業プロセスや環境をご見学いただきご納得いただきました。

(4)買取サービスを利用することが初めて
→ご相談をいただく段階から仮査定書(概算提示)、正式発注、本査定(確定見積)、入金、証明書発行まで、手続きの概要と一連の書類を実際にご覧いただきつつ、ご認識の相違が無いよう1つ1つ手続きの流れに沿って説明し、ご納得いただきました。

お客様社内ルールにより、相見積もりをされましたが、弊社が提示させていただいた買取価格にご満足頂きご発注いただくことができました。
この実績が認められ、追加で100台規模の撤去買取のご相談も頂き継続拡大しています。