事例No.2829
お客様業種:システムインテグレーター(EU/製薬会社)
対象機器:NEC UNIVERGE IX2025 ×30台
保守形態:オンサイト保守 24時間×365日
設置場所:北海道、宮城県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、広島県、岡山県、福岡県、沖縄県
製薬業界におけるDX化では、創薬技術にIT技術を応用するだけではなく、顧客データやマーケティングをデジタル化するということも含まれます。
デジタル化の基盤を支えるITエンジニア人材の需要が高まる中、限られたリソースを人材確保に振り分けるため、第三者保守を利用する方法もあります。
■お客様の課題
別システム(サーバ)で第三者保守をデータライブに依頼済みなので、このシステムも同様にお願いしたい。
仮想サーバへ移行する方針で対象機器更新を検討していたが、技術的な問題が判明したため中止となり、アプリケーションを含む再構築を3年かけて検討することとなった。
そのため、現行システムの利用継続が必要となったが、既存メーカー保守が延長の提案を受けることが難しいことが確定。そこでこれまでに取引実績があったデータライブでの第三者保守化を検討したい。
■データライブの対応
既存のメーカー保守との違いや運用フローなど丁寧に説明し、今回のIXルータについても依頼いただいた。
過去実績のあったサーバ保守と異なり、今回は全国15拠点に配備されているネットワーク機器(IXルータ)のため、全エリアをカバーするパートナーとの協業体制をご提案しました。
また、現行のシステム運用フローと当社障害対応フローとの、フィット&ギャップを行うため、システムインテグレーター様の保守運用担当者様を交えて、故障検知から障害申告やコンフィグ情報の受渡など、役割分担や具体的な方法について打ち合わせを実施しました。
■導入効果
延長保守対応に加えて、運用フロー上のギャップも埋めることで、第三者保守への移管を行うことができた。結果、システム更改、アプリケーション再構築まで、既存システムを延長利用することができ、次期設備更新までの期間、既存設備の安全を確保。ゆとりをもって将来に備える計画を立てることができた。