事例No.2914
お客様業種:医療系システムインテグレーター(EU/病院)
対象機器:
<富士通>
PRIMERGY RX2540 M4
PRIMERGY RX2520 M1
PRIMERGY RX300 S7 ×12台
CentreCOM GS924M ×3台
KVMスイッチ(8ポート:PG-SB206) ×2台
17インチ ラック・コンソール(PG-R4DP1)
保守形態:オンサイト保守 24時間×365日
設置場所:京都府
新型コロナウィルスの蔓延により、医療のひっ迫は2025年を待たず喫緊の課題となりました。医療従事者の業務を効率化し、これまで以上に専門性の高い分野へのタスクシフトの加速が必要なことは明らかです。
ICT製品・サービスにリソースを振り分けるため、既存機を第三者保守化するという手段があります。
■お客様の課題
<EU>
病理検査用のシステムについて、メーカー保守終了に伴い、第三者保守化を検討している。
安定稼働しているシステムを更改する優先度は低く、さらに3年間は延長したい。
<システムインテグレータ>
機器メーカーより「部材の確保が約束出来ない、購入から5年で終わり(部材ありの特別延長対応の場合は7年)」と通知を受け、希望期間の保守延長が難しいことが判明。他の病院で実績のあるデータライブに相談した。
■データライブの対応
対象機器について、保守実績もあり、問題なく対応可能なことを説明しました。システムを構成する機器内に、構成や設定を特定するため、ログを現地で収集する必要があるものがあったため、データライブのエンジニアを手配し、データを採取することを計画しました。
■導入効果
可用性のあるシステムの長期保守延長が低価格で実現でき、大幅なコスト削減が可能になった。
コロナ禍、半導体不足の影響で、ここ1、2年メーカーからの納入が遅く、基本同一機種を利用する各システムのリプレイスも遅れ気味となっているので、更改タイミングの調整に役立てることが出来た。