生産能力は従来から2倍以上に拡大しています。更に精密検査の精度も上がり、迅速かつ細やかに顧客ニーズにお応えできる体制を実現しました。
サーバー・ネットワーク機器・ストレージ・各種パーツ セル生産
関東ストックセンターは、医薬品や検査機器も扱える空調物流倉庫。精密機械を取り扱う設備を整え、再生産可能な施設となっています。具体的には、各種電源設備の整備、静電気対策を施し、エンジニアが作業しやすい空調環境も整っています。
また、入庫から簡易検査を経て、倉庫に格納、その後精密検査を行った後に出荷という導線に最適化された造りになっています。
各生産セルでは、アッセンブリ~ クリーニング~ 検証テストまで全ての工程が一つのセルで行われます。棚には案件ごとにピッキングされたパーツが配布されます。
マルチベンダー対応で、サーバー・ネットワーク機器・ストレージ・各種パーツなど、異なるタイプの機器の製造に最適な独自のセル方式で製造しています。注文内容は、フルカスタマイズCTO(注文仕様生産)で、個々のお客様システム構成や、ご要望にお応えしています。
品質チェック体制
(1)構成確認 (2)外観確認 (3)クリーニング (4)初期化 (5)パーツ組み込み (6)診断テスト (7)最終確認 (8)連続動作・負荷試験(24h高負荷)(9)ファームウェアのアップデートなど、約40項目の診断項目にもとづき、トリプルチェックが行われています。
HDD検査・製品在庫登録
HDDメーカーの品質検査にも利用されるHDD検査システムを導入。細やかなパラメータ設定を行えるとともに、一括大量検査も可能。検査品質を高めるため、個体情報、ラベル、検査ログを記録し生産管理システムへ自動登録する、検査ログ画像登録サブシステムも独自開発。