- 事例No.078
- 業界:クラウド・IT
- 顧客概要:SIer
- 事業規模:320億円以上
- 対象機:Cisco 3845 6台
- 保守レベル:オンサイト保守(24時間×365日)
各拠点からデータセンターへの接続を増やしてきたラック収容ルーターにおいて、ネットワーク維持にかかるコストを削減したいというニーズがあります。
ここでは各拠点からデータセンターのシステムに接続するルータ保守に第三者保守を選択したお客様の事例をご紹介します。
■お客様の課題
Cisco 3845×6台の保守延長を検討している。
メーカー保守終了後から4~5年保守を継続する可能性があり、データライブで保守延長が可能か知りたい。
保守対応時に現地でconfig投入が可能か、IOSのバージョン合わせが可能か、懸念がある。
■データライブの対応
メーカー保守終了後、更に4~5年保守を要望される場合、部材が流通している間に、保守対応に必要な数量の保守部品を確保しお客様へ販売することを説明しました。
これにより、「専用保守部材」として配備し、長期保守対応できる体制を提案しました。
お客様はサーバ保守延長の契約実績があったが、Ciscoルータ保守延長は初めてだったため、サーバ保守延長との違いやCiscoルータ特有の内容などを説明しました。
現地でのConfig投入やIOSのバージョン合わせについては、事前にお客様よりIOSイメージファイルやconfigバックアップデータを提供していただき、用意した保守部材に事前投入して保管運用する方法と、障害の都度、現地でIOSやconfigを投入する方法が共に可能であり、お客様のシステム運用体制に合わせたサービスを提供できることを説明しました。
■導入効果
対象機器について、希望通りの年数延長利用することが可能になり、コスト削減が実現できた。
長期の保守にも、事前の部材確保で安心感が得られた。