事例No.2657
お客様業種:クラウド・IT(EU:通信・キャリア)
対象機器:Cisco UCS M4308 ×100台(400ノード)
保守形態:オンサイト保守 24時間×365日
設置場所:東京都、大阪府

ニューノーマル社会到来で、DXを推進するための新たな事業やサービスを開発・検証するPoC環境の提供のため、ますます需要の高まるクラウドデータセンターにおいて、クラウド基盤の交換・維持にかかるコストを削減したいというニーズがあります。
そのために、第三者保守を選択したお客様の事例をご紹介します。

■お客様(EU)の課題

当社の仮想デスクトップ基盤を実装するUCS-Mのメーカー保守終了に伴い、第三者保守化を検討している。交換機確保が難しそうなので、どのように対処してくか、状況を踏まえ一緒に考えてほしい。

■データライブの対応

対象機器について、交換用の保守パーツの確保が困難で、遊休機の売却も借用もしばらくはできないことが分かった。
システムインテグレーターの協力を仰ぎ、第三者保守会社と連携することで検証機を借り受け、直近で障害が発生した場合は、保守交換用として供給してもらうことを合意し、当面の障害に対応できるようになった。
今後の利用計画に沿って、さらに保守部材が必要になった場合は、将来発生する遊休機を転用しながら保守を維持する計画を共同で立案しました。

■導入効果

課題の多い状況ではあったが、ひとつひとつ解決し、最後はシステムインテグレーターの協力を得ることで、保守継続を実現することができた。
次期更改を進める中で、余剰の運用人員を割けない状況下を乗り切ることができ、
結果として、クラウド基盤の維持費の低減を実現したことと、長期利用を計画できたことで、既存のクラウド基盤の価値を上げることに成功した。

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