- 事例No.104
- お客様業種:大手電気通信事業者のシステムインテグレーター
- 事業規模:資本金 100億円以上、売上 1,000億円以上
- 対象機器:NEC DBサーバー、日立 HA8500/420D4・HA8000/30AE・AMS500・FCスイッチなど
- 保守形態:平日9-17オンサイト保守
DX推進に向け、解決のためのソリューションを提供する必要に迫られるクラウド・IT業界。マンパワーも予算も、新たなサービス提供に必要な箇所に注力したい中、基盤の交換・維持にかかるコストを削減したいというニーズがあります。そのために、第三者保守を選択したお客様の事例をご紹介します。
■お客様の課題
NEC DBサーバーと、保守部材の入手困難な日立サーバーについて保守延長したい。
メーカーによる保守サポート期限切れであるが、次の更改まで2年間保守延長したい。
保守対象機器は販売終了しているため、期間中の保守部材の調達は可能なのか心配している。
現在使っているグループ企業の保守ベンダーと連携して保守延長してほしい。
保守ベンダーが変わることで保守のコールフローが変わらないか、サービスレベルが低下しないか心配している。
■データライブの対応
保守部材の入手が難しいものについては、お客様が所有していた遊休資産をデータライブで検査し、保守部材として再利用することを提案しました。
また一部の保守パーツは、お客様がコールドスタンバイ用として保管していた未使用の新品を購入することで部材として利用することを提案しました。
お客様の保守ベンダーと連携し、保守スキームをできるだけ変えない仕組みを提案し、これまでと変わらないサポート体制を提案しました。
■導入効果
ベンダーからは、システム更改まで保守部材の入手が困難との理由で保守サービスの継続はできないと言われ、数千万円のシステム更改を提案されていました。
既存の保守スキーム、サービスレベルを維持しながら、既存設備の2年間の保守延長が可能になり、今年度の設備投資額を削減できました。