データライブ第三者保守事業を支える「関東ストックセンター」と「東京テクノセンター」をご紹介いたします。
データライブ関東ストックセンターは、保守サービス提供に欠かせないロジスティクス拠点です。
建物面積は約4600㎡。アメリカンフットボール競技場とおよそ同じ面積で、EOL/EOSL本体パーツの物流、品質検査とキッティング、備蓄管理といった業務がおこなわれ、EOL/EOSL保守ご契約10万台規模を支えるのに必要な物流をカバー可能です。
データライブ東京テクノセンターは、全国の保守サービスを支える技術サービス拠点です。
ニーズに応じたハードウェアの保守手順や組み合わせの検証テストを実施するラボ環境を備えます。また、すべての保守対象機に適合するパーツの調査と調達、全国の障害インシデント管理や、保守パーツの配備ロケーション、在庫を管理するなど、保守サービス全体を管理する技術とサービスの拠点です。
保守技術開発・ラボ環境での検証テスト
EOSL延長ニーズの汲み取り、様々なメーカー、機種・世代の機器に対して、必要な保守技術を確立し、品質管理方法や障害時の交換手順ドキュメント化をおこないます。基本情報の調査や各種ログの採取、障害を再現させた障害ログの採取、組合せテスト、障害テスト、再現テスト、障害時におけるシステムの振る舞い確認など、復旧手順をドキュメント化。得られた知見をシステム登録し、自社のフィールド・エンジニア、およびフィールドパートナーと共有しトレーニングを実施します。このような地道な保守技術の開発にデータライブは日々取り組んでおり、ハードウェア保守対象機の高いカバレッジを維持します。
構成ログ調査・グローバル調達
EOSL・EOLを迎える機器をいち早く入手し、契約機器毎に異なるパーツ型式を網羅。データライブでは国内外の調達パートナーより必要な構成品を確保し、保守パーツ型番のカバレッジ向上のため、必要十分な数量を確保します。
物流管理
日本国内のEOSL延長保守ニーズに応じて、世界中からさまざまなコンディションの機器を入荷します。着荷段階から、入退館が管理されたセキュアなスペースかつ、劣化が少ない空調倉庫で素早く仕分けをおこない、マルチベンダーのハードウェアを管理する基幹業務システムへ個体登録後、入庫します。
在庫管理
空調管理・静電対策の整ったフロアで劣化を最小限に抑えながら保守パーツ在庫を備蓄。システムで個体管理されでお見積りや保守パーツ配備時のキッティングで迅速なピッキングが可能。
品質管理
独自のセル方式による作業環境にて構成キッティング・検証テストを実施。お客様の保守対象機に適合するパーツを組み込み、障害に備えた予備本体や交換パーツを再生産します。
クリティカルなシステムでカスタマイズされた保守レベルのサービスでは、ハードウェア間の総合的な組み合わせテストを行う等、初動で障害を解消するための対策が行われ障害に備えて保守パーツを配備します。
構成管理とロケーション・リモート在庫管理
対象機に組み込まれているパーツとの適合性を、構成ログを照会します。出荷前に構成と配備をチェックし正しく管理されます。こうして、正しい適合パーツを指定の場所に配備し、消化を管理します。
共有保守パーツは、24時間365日全国配送が可能な保守用倉庫に配備し、専用保守パーツやサービスをカスタマイズした場合は、お客様ご指定の拠点・建屋へ保守用の本体やパーツを配備し、在庫も管理されます。
障害管理
フィール保守ご契約後は、メンテナンス部にてお客様システム障害発生~解決までの全プロセスを24時間体制で一括管理しています。障害管理は、アカウント営業とも連携し速やかな復旧までのオペレーションを推進します。
データライブでは第三者保守サービスの信頼と品質向上に常に取り組み、現在では、全国1800社、累計90,000台の長期利用を支えています。